202104_kawaraban2

2021.04.08

2 0 2 0年、上宝では猿による農作物への被害が深刻な状況でした。本社がある吉野へ続く道路で猿の集団に出くわしたこともありました。朝から空砲が鳴り響き、 「 ああ 、 どこかでまたサルが出たんだ」と思う日が続きました。 吉野から移動した猿は本郷へ、 そして見座や在家また吉野へと移動を繰り返し、 大切な畑の作物を手当たり次第に荒らしました。 イノシシによる被害も大変ですが、 猿はもっと厄介かもしれません。 現在、 猿による畑の被害防止には様々な方法がとられています。 しかし、 それはいずれも行政中心ではなく、 被害に遭った農家自体が当事者として実施するべきものと捉えら れています。 文字にすれば簡単ですが、 これは農家の直接的な被害に加えて、 物作りへ の意欲減退につながる非常に深刻な問題だと考えます。

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