上宝かわら版「上宝だから」2021年4月

2021.04.08

上宝かわら版 2021年4月版 PDFはこちらから閲覧可能です。PDF(2.7MB)

新型コロナは世界中に「命」の危険をばらまきました。 特に高年齢の人への注意事項として、「命を守るためには感染しないこと」「感染しないためには人と接しないこと」「人と接しないために外出を控えること」「これが高年齢の人に向けた新型コロナに対する政策です」と言われた歴史を10年後に振り返ったら、人はどう思うでしょう? 「あれから10年、孤独死で死にそうだよ!」という笑い話になりかねません。

2 0 2 0年、上宝では猿による農作物への被害が深刻な状況でした。本社がある吉野へ続く道路で猿の集団に出くわしたこともありました。朝から空砲が鳴り響き、 「 ああ 、 どこかでまたサルが出たんだ」と思う日が続きました。 吉野から移動した猿は本郷へ、 そして見座や在家また吉野へと移動を繰り返し、 大切な畑の作物を手当たり次第に荒らしました。 イノシシによる被害も大変ですが、 猿はもっと厄介かもしれません。 現在、 猿による畑の被害防止には様々な方法がとられています。 しかし、 それはいずれも行政中心ではなく、 被害に遭った農家自体が当事者として実施するべきものと捉えら れています。 文字にすれば簡単ですが、 これは農家の直接的な被害に加えて、 物作りへ の意欲減退につながる非常に深刻な問題だと考えます。

猿の駆除には根気が必要です。 効果的と思われる対策をしても知能の高い猿とのイタチごっこのようになりますが、諦めないことが重要です。 群れで暮らす猿はメスが子供に餌のありかを教えるので、逆に言えば、 メスにエサ場と認識させなければ子供に伝わることもないのです。 野生の猿の寿命は10 ~ 1 5年と言われていますが、 中には2 0年以上も長生きする猿もいます。 対策を諦めてしまうと、 この長い間猿の被害が続いてしまうのです。猿がどこからどうやって侵入してくるのかを徹底的に分析して、 正確な対処法や情報を集めて集落全体の問題として猿を駆除しましょう。4月2 4日(土)、 静岡県のEM研究所の山岡氏と、 実際に清見で実施したNPO法人iすえひろさんを招いて説明会を行います。 猿被害に実際に効果を上げているEM活性液による駆除について専門家がお話し致 しますので、 猿の被害に遭われている方やEM活性液について興味のある方はこの 機会にぜひお越し下さい。質問等も受け付けます。4月24日(土)14:00,..._,16:00(予定)上宝夢工房(善九郎カフェ) 無料 飛騨上宝自然人倶楽部NPO法人すえひろ

お知らせと報告 れんこん田んぼの補修・改修作業を行います、上宝夢工房裏の煩を再開発します、苦九郎カフェのリニュ ー アルは少々延期となりました

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