上宝神性農業塾を開講いたします

2023.02.22

自然栽培への期待

自然栽培は有機栽培とともに、将来の日本の農業の希望の星
日本の農法には、化学肥料・合成農薬を使う「慣行農法」が主流で、これを見直す有機肥料・非合成農薬使用の「有機農法」が普及されてきています。上宝での現状は、従来からの農法の中で耕作放棄地の活用で大いに貢献されている「和仁農園」「まんま農場」によって有機農法が全面的に採用、両会社とも「全国米の食味コンクール」で毎年のように金賞を受賞しています。
政府も有機栽培の普及のために、2050年までには稲作主体に耕作面積の25%実現を目指しています(緑の食糧システム戦略 参照)。これからの日本の農業は、政府や地方自治体の支援無しに食料自給率37%の危機的状況に対処できません。その中で石川県羽咋市は「JAはくい」と共同して、自然栽培農法の普及に取り組んでいます。
自然農法は、有機農法を更に進めて、完全無肥料・無農薬で米や野菜を栽培する農法です。この代表的事例は、「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんによる実践例ですが、羽咋市では木村さんに学び取り入れています。

自然栽培は、いっさい手を加えない自然農法とは違い、作物自身が持つ能力を発揮させるために、外部からの肥料を投与するのではなく、土壌中の微生物の働きを利用して作物への養分補給を促す人的管理する方法です(「自然栽培の手引」参照)。
日本の米と野菜の国内栽培自給率は高水準ですが、種・肥料・農薬など生産に伴う資材は圧倒的に外国からの輸入に依存していることから、将来的には日本の食糧危機が現実化する恐れがあると言われています(「世界で最初に飢えるのは日本」参照)。

上宝自然人倶楽部は自然栽培塾を開講します
我が社は、今年の春から自然栽培による野菜づくりを展開します。
その担い手として、羽咋市の講座の講師であり、自らは富山県氷見しで合同会社NICEFARMを立ち上げ、自然栽培の実績を積み上げている廣和仁さんを指導者とし、羽咋市の講座の研修を卒業し上宝の移住者となる津川暢彰さんと、現在石川県七尾市で「のと里山農業塾」を受講中の得能憲治さんを実践者として展開します。


上宝神性農業塾のご案内

3月19日から高山市上宝町で、「上宝 神性農業塾」をはじめます。
参加できない方のために、オンライン配信も行います。

「神性農業」とは、
肥料、農薬、除草剤を使わない自然栽培の理論と量子力学を取り入れた学びです。
自然栽培では、化学肥料はもちろん、有機肥料も使いません。
では、作物はどこから栄養を補給して育つのか。
実は、完全に自然の循環の中で作物は育つのです。
そこには、まだ解明されていない土壌微生物や量子力学との深い関係性がありました。

神性農業塾では、13年間自然栽培を実践しているNICE FARMの廣代表を講師として、表面的な栽培方法だけではなく、自然の循環の奥深さと法則を学んでいただける場を提供します。

講師 
廣 和仁(ひろ かずひと)
富山県氷見市 合同会社 NICE FARM代表
著書 「自然栽培の手引き」

スケジュール
3月19日 
自然栽培の基本的な考え方について、オリエンテーション
4月9日
自然栽培の基本的な考え方について、水脈整備、ジャガイモ植付け等
4月30日
夏野菜の畑の準備、耕起、畝立て、マルチかけ等
5月21日
夏野菜の栽培方法について、苗の定植
6月18日
夏野菜の栽培管理、整枝・剪定
7月23日
夏野菜の収穫、栽培管理
8月20日
秋冬野菜の栽培について、自家採種について
9月3日
秋冬野菜の種まき、栽培方法について
10月21日
秋冬野菜の収穫、育苗用培養土の作成方法について
11月12日
エンドウ類の栽培方法と種まき、果樹栽培、まとめ

受講時間 
13:30〜16:00

受講場所 
岐阜県高山市上宝町吉野3444番地1
株式会社 飛騨上宝自然人倶楽部 2階

実習 
高山市上宝町宮原1357 他
※受講の際の注意事項
録音、録画等の撮影は原則禁止いたします。

お申込み方法
こちらのURLからお申込みください。
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSeiBVZtN5xWrM.../viewform

申込み締切
3月10日(金)
定員に達し次第、締め切らせていただきます。

受講料お支払い方法
開塾日当日に現金でお支払いください。

受講料 
¥66,000円(税込)
リピーター割引を設定しており、
来年度は¥55,000円で再受講できます。

ご興味ある方にシェア、拡散をお願いします。

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