有機農業との共存共栄

 1.「奥飛騨上宝レンコン」の栽培・販売(かわら版2023年秋号参照)

水温15度以上が必要とされるレンコン栽培を、奥飛騨上宝の寒冷地で除草剤なし、化学肥料なしで栽培できるかが世間から疑問視されるところ、弊社は2018年から浅床レンコン田圃栽培に挑戦し、2023年からは肥料を(株)スピリット制作のNS乳酸菌発酵有機肥料(リバイブソイル)を使用し、予想以上の収穫を得ることが出来た。
このレンコンの特徴は、身が引き締まって食感はシャキシャキして美味であり、氷の下で越年しても鮮度品質が低下することなく野菜の商品としては画期的希少性を有していて、大手スーパーマーケットの評価は高い。また弊社は、このレンコン田圃を特殊ノウハウを活用した浅床(深さ50センチ程)構造にしているために、レンコンの収穫が容易である。通常のレンコンは縦に深い泥土の中で生育するため、収穫は特殊機械を必要としプロ的専門家でなければ困難である。弊社は、将来上宝の農業従事者が、自然栽培農法によってレンコン栽培が出来るように、その先進例としての実績を上げたいと思っている。

上宝かわら版 2023年秋号参照>

 

2.低農薬有機農法で生産するまんま農場生産米を使用・販売

  1. 弊社経営「茶処 あ・そこ」での使用米は、まんま農場生産の「こしひかり」
  2. まんま農場の生産米は、「いのちの壱」「ゆきまんま」「こしひかり」であり、どの銘柄も、全国旨味コンクールで金賞他、数々の表彰を受けている。弊社は、まんま生産米を業者及び一般消費者に取り次ぎ販売している。
  3. まんま農場は、10数年前上宝の農業が衰退して、次々と農業従事者が田圃の耕作を放棄するのを見て、それを憂えた現経営者が献身的に再生に立ち上がって今日に導いた会社である。
  4. 弊社は、まんま農場が上宝で活躍するのを支援したいために、2016年に上宝に設立したものである。

 

3.上宝見座で活躍する「和仁農園」にも敬意

上宝には、日本一の米を生産する和仁農園が有機農業の先達として存在し、弊社はまんま農場と同様に深い敬意を表している。 

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